パリ在住のピアニストが紡ぐショパンとリスト
~パリで出逢い交錯した二人の世界~
日時 2023年5月21日(日)
開演14:00 (受付開始13:30)
会場 横浜市港北公会堂
(東急東横線 大倉山駅より徒歩7分 → 会場アクセス)
プログラム(予定)
◆ショパン:華麗なる円舞曲 変イ長調 作品34-1
◆ショパン:バラード第2番 ヘ長調 作品38
◆ショパン:バラード第3番 変イ長調 作品47
◆ショパン:マズルカ イ短調 作品17-4
◆ショパン:バラード第1番 ト短調 作品23
◆ショパン:スケルツォ第3番 嬰ハ短調 作品39
◆リスト:超絶技巧練習曲 第11番 「Harmonies du soir 夕べの調べ」
◆リスト:スペイン狂詩曲
料金 大人・高校生 ¥2,000 中学生以下 ¥1,000 (全席自由)
☆ チケットは発行しません
☆ 料金は当日受付でお支払いください
☆ 就学前のお子様の同伴、入場はご遠慮ください
予約受付 : 2023年3月20日(月) 午前9時より
2023年5月20日(土) 午後5時まで
出演者
鈴木隆太郎(すずき りゅうたろう):ピアノ
鎌倉生まれ。故山下亜紀子、日比谷友妃子、横山幸雄、平井京子等に師事。1999年に神奈川フィルハーモニー管弦楽団とハイドンの協奏曲ニ長調を共演。2000年全日本学生音楽コンクール小学生の部第1位。2008年に栄光学園高等学校を卒業後、渡仏。同年、パリ国立高等音楽院に首席で入学し、サンソン・フランソワ唯一の弟子として知られるブルーノ・リグットと、オルタンス・カルティエ=ブレッソンに師事。修士課程ではリストのオペラ編曲作品に見るドラマ性の変容に関する論文を書き、演奏と共に首席で卒業。2013年からの第3過程ではミシェル・ダルベルトとミシェル・ベロフにも師事し、在学中に学内奨学金を2度授与された他、パリ音楽院管弦楽団とも共演した。その後、エリソ・ヴィルサラーゼのもと研鑽を積んだ。その他マレイ・ペライア、スティーブン・コバセビッチ、故セルジオ・ペルティカローリ、ガブリエル・タッキーノ、ローラン・カバッソ等のマスタークラスを受け、薫陶を受けた。
これまでに、イル・ド・フランス国際ピアノ・コンクール第1位、カンピージョス国際ピアノ・コンクール第2位、エミール・ギレリス国際ピアノ・コンクール第2位、ヴァルティドネ国際音楽コンクール第2位、ホセ・イトゥルビ国際ピアノ・コンクールで第3位等々、多数の国際コンクールで優秀な成績を収めている。
2015年よりパリを拠点に演奏活動を行っている。スイスの音楽祭「Sommets-Musicaux de Gstaad」をはじめとした多くの音楽祭に招待されているほか、フランス国営ラジオの若手を紹介する番組「Génération Jeunes
Interprètes」に出演し公開録音コンサートでも好評を得た。パリなどで行っている、日本人作曲家の作品をフランス人演奏者と共に紹介する取り組みなども評価されている。ヨーロッパのほか南米でも多くの演奏活動を行っており、2018年にはコロンビア国立交響楽団とチャイコフスキーの協奏曲1番を共演、その後2019年にもリサイタルやヴァイオリニストの五嶋龍とのデュオコンサートでも招待され好評を博した。最近は日本でも精力的に活動の場を広げている。地元鎌倉を中心とした演奏会の他、ヴァイオリニストの鈴木舞、チェリストの増田喜嘉、パリ音楽院で共に学んだマシューローや岡田奏との共演なども行っている。2020年にはヴァイオリニスト五嶋龍のデビュー20周年記念ツアーでサントリーホールをはじめ全国13か所のツアーにピアニストとして帯同した。
2017年秋には、スイスの「Claves」レーベルより得意とするラヴェルやリストなどの作品を取り入れたデビューアルバムをリリースした。2019年5月には東京フィルハーモニー管弦楽団とラフマニノフの協奏曲2番を大友直人の指揮で共演、NHK-FMでその模様が放送されたほか、9月には東京文化会館でのソロリサイタルも行った。2020年にはフランスの「Hortus」レーベルより日本とフランスの作曲家に焦点を当てたセカンドアルバムをリリースし、2021年にはスペイン、マラガフィルハーモニー管弦楽団の定期公演にも登場。2023年にはスペイン・KNSレーベルよりデジタル・ソロアルバムのリリースが予定されている。パリ在住。
当日のアンコール曲
ポンセ作曲
間奏曲(インテルメッツォ)
グァスタヴィーノ作曲
小さな踊り