弦楽四重奏の調べ                            あの新鋭グループ 大倉山カルテットが帰って来る!

第3回コンサート(2013年5月)で鮮烈デビューの

大倉山カルテットの演奏が大変ご好評につき、

再演コンサートが決定しました。

ジョイコンは若い力を応援します。

 

日時 2014年5月18日(日) 開演14:00 (受付開始13:30

会場 横浜市大倉山記念館 ホール

料金 大人・高校生 ¥2,000 中学生以下 ¥1,000 (全席自由、予約優先)

 ☆ 料金精算は開演10分前までにお願いします。

 ☆ チケットレスで運営しています。

 ☆ 就学前のお子様の同伴、入場はご遠慮ください。

 

予約開始: 2014年3月17日より    → 予約受付

 

プログラム

◆ハイドン: 弦楽四重奏曲第38Op.33-2「冗談」

◆メンデルスゾーン: 弦楽四重奏曲第4番ホ短調Op.44

◆ラヴェル: 弦楽四重奏曲ヘ長調

 曲目は変更になる場合もあります

 

演奏者

對馬哲男 (ヴァイオリン)

東京芸術大学音楽学部卒業。三菱地所賞、アカンサス音楽賞受賞。読売新人演奏会、JTが育てるアンサンブルシリーズ等に出演。現在同大学院在学中。第22回かながわ音楽コンクール最優秀賞、神奈川県知事賞受賞。神奈川フィルハーモ ニーと共演。第60回全日本学生音楽コンクール高校生の部全国大会第一位。第23回リゾナーレ室内楽セミナー 優秀賞。これまでに物集女純子、水野佐知香、オレグクリサ、玉井菜採、堀正文の各氏に、現在松原勝也氏に師事。

森岡聡 (ヴァイオリン)

東京藝術大学卒業。在学中に安宅賞、同声会賞受賞。ヴァイオリンを服部芳子、岡山潔、寺岡有希子、 森悠子、青木高志の各氏に、室内楽を佐々木亮、松原勝也、河野文昭の各氏に師事。東京藝大とウィーン音大の共同プロジェクト『ハイドン弦楽四重奏曲全68CD録音』に参加。リゾナーレ音楽祭2011室内楽フェスティバルに出演。EuropeanChamber MusicAcademyに招待される。セノーテ弦楽四重奏団メンバー。紀尾井シンフォニエッタ東京メンバー。

鈴村大樹 (ヴィオラ)

3歳よりバイオリンを始め18歳でビオラに転向。バイオリンを脇野真樹、宮下要、大河内弘の各氏に、ビオラを岡田伸夫氏に師事。プロジェクトQ、宮崎国際音楽祭等に出演。第3回横浜国際音楽コンクール弦楽器部門第1位。山手の丘音楽コンクール第1位、グランプリを受賞。第9回東京音楽コンクール弦楽器部門第3位。

山本直輝 (チェロ)

10歳よりチェロを始める。東京藝術大学附属音楽高等学校、東京藝術大学を経て、現在同大学院修士課程1年在学中。第9回ビバホールチェロコンクール特別賞(井上賞)。第65回全日本学生音楽コンクー ルチェロ部門大学の部第2位。大学内において安宅賞、アカンサス音楽賞、三菱地所賞受賞。JTが育てるアンサンブルシリーズ、読売新人演奏会等に出演。これまでにチェロを松波恵子、植木昭雄、山崎伸子、藤森亮一の各氏に師事。

 

《メールマガジン「♪ジョイコン NEWS♪」(第5号)》より抜粋

第9回ジョイフルコンサートは
『弦楽四重奏の調べ』と題して、お届けします。
20135月ジョイコンで若さあふれる渾身の演奏を聞かせてくれた

「大倉山カルテット」の再登場です。

ちなみに、昨年の演奏の一部
(ドビュッシー:弦楽四重奏曲ト長調Op.104楽章)はこちら

http://www.youtube.com/watch?v=efSa3iuUTDA
で見ることができます。
ご興味のある方は是非ご覧ください。
古典、ロマン派、近代と西洋音楽の発展を感じて欲しいという演奏者の
意気込みが伝わってくるプログラムです。


ハイドン:弦楽四重奏曲第38番変ホ長調Op.33-2冗談」

ハイドン(1732-1809)は古典派を代表するオーストリアの作曲家で数多くの
交響曲、弦楽四重奏曲を作曲し、交響曲の父、弦楽四重奏曲の父と言われ
ています。
この曲を含む「弦楽四重奏曲<ロシア四重奏曲 第37番から42番>」
にモーツァルトは大変感銘を受け、後に「ハイドン・セット」と呼ばれ
る弦楽四重奏曲をハイドンに献呈しているそうです。

 

この「冗談」というのは最終楽章のユーモラスな終わり方から来ている
そうです。どんな終わり方かどうぞ楽しみにお聴きください。

メンデルスゾーン:弦楽四重奏曲第4番ホ短調Op.442

メンデルスゾーン(1809-1847)は経済的には恵まれない作曲家がほとんどの
中で裕福な家に生まれ、音楽にも小さい頃から英才教育とも思われる教育を
受けています。
442ですが、セシルと結婚し、その新婚旅行中に書き始め、3か月で書き

上げたそうです。作品44の中では最初に作られたものです。
より古典的な形式に則ったより緊密、緻密な構成によって音楽をまとめ上げ
られているそうなので、重厚で難しいかもしれませんが、正統派のクラシッ
ク音楽をお楽しみください。

メンデルスゾーンは姉のファニーの死後、半年も経たないうちに38歳で亡く
なります。裕福な家に生まれ、才能も豊かなメンデルスゾーンがそんな短命
というのは何とも皮肉な運命を感じます。

ラヴェル:弦楽四重奏曲ヘ長調

「オーケストレーションの魔術師」といわれたラヴェル(1875-1937)ですが、
弦楽四重奏曲はこの1曲のみです。
梅雨の季節に聴きたい音楽としてブログで紹介している人がいます
そのブログにはとにかく格好いい、ラヴェルのダンディズムが非常に感じら
れると書いてあって、思わず笑ってしまいました。
確かに聴いてみると和音とかメロディーの進み方がとっても不思議で微妙な
感じでそれが何とも言えない不思議な世界を作っているかもしれません。
不協和音の一歩手前みたいな感じです。
それが梅雨に合うのかどうかはわかりませんが。
どちらかというともっとタイとかバリとかの雨季の方が合ってるかもしれま
せん。
ラヴェルもたくさんの曲を発表していながら、斬新すぎたのか権威のある
ローマ大賞は何度挑戦しても大賞を獲ることはできませんでした。

とてもヴァリエーションに富んだ内容です。
昨年よりも更にパワーアップした演奏を聞かせてくれると期待しています。
どうぞお楽しみに。

【大倉山カルテット】
ジョイコンがベル音楽事務所との協力でプロデュースした弦楽四重奏団です
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最新ニュース

♪11月17日更新♪

第71回演奏会「レグルス・クァルテットの挑戦」は無事終演いたしました。

たくさんのご来場ありがとうございました。

 

《当日のアンコール曲》

 ハイドン作曲

『弦楽四重奏曲第75番ト長調作品76-1』

より

  「第3楽章」

 

当日の様子(写真)を

追加しました(11/18)

こちら